組織変革事例レポート（株式会社三恒さま）
2021年7月2日
先日、約2年ぶりに株式会社三恒さまに訪問し、三上正剛社長からお話をうかがいました。
新型コロナウィルスの影響で、三恒さまでは「ざこばの朝市」など、人気が高かった対面型販売の催しの中止を余儀なくされました。
一方で、ｅコマースへの本格的な参入、M&Aの活用、全員参加型の会議など、新しい取り組みを積極的に実行されました。
その結果、コロナ禍の影響を受けながらも、それを最小限に抑え堅実に利益を出されています。
新たな取り組みは、業績だけではなく、社員の活性化に強い影響を与えていると感じました。
そこで、三上社長に組織として心がけていることについて伺ったところ、大きく２つの点についてお話をいただきました。
一つは、漁業法の改正や売り方の多様化などの外部環境の変化をとらえながら、「新しいことを取り入れていくこと」。
もう一つは経営理念の唱和や木鶏会など「一度決めたことを変えずやり続けること」で社長の思いを社員と共有することです。
「新しい事」「変えないこと」を大切にしながら具体的な中長期目標を決めるとともに、社員それぞれで社長ができるような組織になることに本気で取り組んでおられる社長の姿勢が、業績につながっていると感じました。
ヒアリングを終えて（中央が三上社長）